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zoom RSS ロシア国内の仏教国とは?;地図になく国土を持たない国はどこ?ー世界の知られていない小さな国々

<<   作成日時 : 2011/07/19 22:50   >>

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よくテレビのクイズ番組に世界一の小国はどこでしょう?と言うのがあります。答えはイタリアのローマにあるカトリックの本山のバチカン市国。面積は0.44m2しかなく、東京ディズニーランドとほぼ同じ。また国連加盟国で世界最小の国は?には同じくイタリアのサンマリノ共和国で面積が世田谷区くらい。さてここまではいいが、国土や国連加盟国の足かせを除外すると、世界にはまだまだ小さな、不思議な国が存在します。このような国は報道もされず、海外旅行の対象にもならないが、れっきとした国家であり、そこに住んでいる人はまさに私たちと同じように生活しているのです。これらの紹介はあまりネット上でも見当たらないので、世界にはこんな国もあると少しでも知っていただきたく、いくつかを紹介します。

一般的には国と言うと国連加盟国を思います。ちょうど今月に南スーダンが独立して加盟国は193か国になりました。上述したバチカン市国は国連加盟していません。しかしオブザーバーとして認められており、投票権はないが発言権はあります。カソリックの本山であり、政治的に中立を保ちたいとして加盟していません。オブザーバーの国には中華民国(台湾)、北キプロス・トルコ共和国(キプロス共和国は国連加盟)、パレスチナ、、サハラ・アラブ共和国があります。ヨーロッパのコソボも2008年に独立し、60以上の国々から承認されているが、ロシア、中国などの反対で加盟はしていません。またニュージーランドと自由連合をなしているクック諸島は各国から承認されていますが国連非加盟です。逆に日本が承認していない北朝鮮は国連加盟国です。

しかし国連加盟とは関係ない国、ある国の中にある共和国、地域や団体的な国もあり、これらでは厳然として長い間存在し、そこの住民、団体員は長い間その国を拠として生活しています。私はこのような国にも注目したいと思います。以下に記すのは国連加盟国のような概念を抜きにしたものです。

ヨーロッパにも仏教国があったーロシア国内のカルムイク共和国

ロシア連邦内には21の共和国がある。その中で唯一ヨーロッパ地域にありながら仏教国がある。それがカルムイク共和国です。この国はボルガ川の下流、カスピ海に近いところにあり、面積は北海道より少し小さいくらい、人口は約30万人で半分はカルムイク人、残りはロシア人。カルムイク人はモンゴル系で、昔ジンギスカンがロシアを占領し、この辺にキプチャク・カン国があった。その後ロシアに併合され、ソ連解体後もロシア連邦の一部として共和国をなしている。過半数の住民であるカルムイク人はモンゴル系のため昔からチベット仏教を信じていた。一時仏教は弾圧されたが、現在は仏教は復活して、チベット仏教の最高指導者のダライ・ラマもこの国を訪問している。このように今もヨーロッパに残っている唯一の仏教国には、なにか親しみを感じます。

カルムイク国はロシアのヨーロッパ地域にある仏教国

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カルムイク国詳細について

http://homepage2.nifty.com/batyr/kalmykiya.html

地図にも載らず国土もないヨーロッパの国があるーローマにあるマルタ騎士団

イタリアのローマにはバチカン市国があるのは有名ですが、実はもう一つ不思議な国があるのです。それが国土もなく、国民もいないマルタ騎士団です。地図をみても載っていないのですが、世界90箇国から国として承認され、60箇国と大使を交換している。国連にはオブザーバーとして参加し、ユネスコなど国連機関にも代表を派遣し、独自のパスポートもある。この国の正式名称は「エルサレム・ロードスおよびマルタの聖ヨハネ病院独立騎士団修道院」と長ったらしい名前です。その昔エルサレムでキリスト教巡礼者の救護をしていた修道士会が、1113年にローマ法王により認められたことから始まる。マルタ騎士団の名称は騎士団としてイスラム勢力と戦う団体として神聖ローマ帝国からマルタ島を譲られたときからの名称です。この国の構成員は世界中の騎士達で、修道会の会員です。日本はこの国を承認していないが、キリスト教国のヨーロッパ諸国からは承認されています。ローマ市内に小さな土地を借用して、そこを本部にしており、イタリアのビザだけでなく、ここに入るのには別の許可証が必要です。日本人ではちょっと理解しにくい団体的な国ですね。

ローマにあるマルタ騎士団本部

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マルタ騎士団について

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/hikounin/malta.html

イギリスの沖合に鉄の建造物で出来ている4人の国があるーシーランド公国


イギリスの南東海岸の10キロ沖合に、鉄の建造物だらけの、まるで工場のようにも見えるところ、これがシーランド公国です。元来この建造物は第2次大戦の時に海上要塞としてイギリスが建設したもので、戦後放棄されていた。ここに目を付けた元イギリス陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツがここを占拠して、自らシーランド公を名乗り、1967年国家として独立宣言した。イギリスも裁判を起こしたが、当時は3海里までが領海とみなされ、ここはその領海外であった。また周りの国もあまりここの領有に関心がなく、結局シーランド公国はそのまま存続することになった。したがってある意味では世界最小の国であり、天然の土地を何も持たない変な国でもある。

国民はシーランド公とその妻、子供の計4人だけで、雇の職員が少数いるだけである。国旗、国家、独自の通貨があり、憲法も制定している。一応軍隊もあり、陸軍は銃1挺、海軍は小さな船1隻しかない。この国を承認した国は一つもなく、現在は建物の老朽化、生活の不便さでしだいにシーランド公も歳をとり、嫌気がさしたのか、実際にはイギリス本土に住んでいる。近年にはこの国を王子がオークションで売り渡そうとするトラブルもあった。最近では金儲けのためか、ネット上で税金、法律の抜け道的な場所ともなっている。

シーランド公国はイギリス東海岸沖10Kmの海上にある建造物

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シーランド公国を示す地図

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シーランド公国訪問の記事と写真

http://gigazine.net/news/20070115_sealand/

まだ小さな国で面白い国がありますが、長くなったので今回はこのへんでやめておきます。みなさんも有名な国や観光地ばかりだけでなく、このような国もあるということを心のどこかに止めておいてください。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
既に知っていたのは、バチカン市国とサンマリノ共和国だけです。カルムイキア共和国、マルタ騎士団、シーランド共和国、初めて聞きます。映画の中でマルタ騎士団の名前を良く耳にしたことがありますが。背景を知っているともっと深く楽しめたかもしれません、残念です。海外旅行をするとき、もっと歴史に興味を持って、下調べをしていった方が良いですね。それにしても複雑な国の成り立ち面白いですが面食らいます。
Anne
2011/07/20 09:36
Anneさん
マルタ騎士団は映画や小説に時々出てきます。したがって、たしかにこのような背景を知っているとより理解できますね。この他にも面白い国がまだあります。地図だけ眺めていると見えない国もあります。このような国をあまり知らず、上記のテレビのクイズのように、本当は違うと言いたいこともあります。世界にはまだまだ未知の国や景色、事柄があり、興味はつきません。
Jack
2011/07/20 16:50

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