Jackと英語の木

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zoom RSS ランチを通して見た食べ物の名前の由来(その2)−ケチャップは中国から;他マヨネーズ、チョコレートなど

<<   作成日時 : 2011/04/30 17:16   >>

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ランチを食べながら、食べ物の名前の由来を思い出してきました。前回ランチでコーヒーの2杯目を入れたところでお話は一休みになりました。その後食卓を見ているうちに、まだいくつかの食べ物の名前の由来が浮かんできてしまいましたので、もう少し食べ物の名前の由来を続けることにします。

今日のランチにはオムレツがあり、その上に「トマトケチャップ」が筋状にかけてあります。ところでこの「ケチャップ」って呼び方はどうも英語的ではないようです。いったいどこから来た名前なんだろう? 変なのもうなずけます。そうです。これは中国語からなんです。中国南部や東南アジアに、昔からある魚で作ったお醤油のことを「魚醤」といいます。日本では「しょっつる」が相当します。これを中国では「コエチアプ」(Ketsiap)と呼んでいました。これが次第に東南アジアに渡り、マレー半島に到来したヨーロッパ人が本国に伝えました。マレーではKechopでしたがヨーロッパでは「ケチャップ」(Ketchup)になりました。その後イギリスからアメリカへ伝来されました。ただまだソースの段階でトマトチャップではありませんでした。しばらししてアメリカの「ハインツ」社が、1876年にアメリカ特産のトマトを入れた「トマトケチャップ」をビン詰めで売り出し、これが今で言うトマトケチャップの一般的なものになりました。日本では明治29年に横浜のある会社が作り出したのが最初です。当初の「魚醤」から見た目も味もすぶんと変わったのに名前だけはアジアからのものが残りました。

各社のトマトケチャップ

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さてトマトで思い出しましたが、イタリアンの料理というとトマトが欠かせません。しかしトマトはアメリカ原産です。スペイン人が南米からトマトを伝えたのが16世紀で、そのためイタリア料理に使われだしたのは比較的新しく、中世以前はヨーロッパにはトマトはありませんでした。このようにその国の昔からの料理と錯覚しているものがいくつかあります。韓国の焼肉もそうですね。モンゴルが朝鮮半島を占拠してから、遊牧民族特有の肉料理が入ってきたのであり、それまで朝鮮半島の人達はあまり肉料理は食べませんでした。今の形での韓国風焼肉は、なんと戦後の日本からの逆輸入で発展したのです。したがって今の形式での焼肉の歴史はまだ浅く数十年くらいです。

トマトもこのごろは色々な種類のものが出回っています。

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ちょっと話が変な方向にずれてしましました。さて先ほど食べたマカロニサラダを見ていたら、そうだこれには「マヨネーズ」がかかっていた。「マヨネーズ」は、油、酢、卵の黄身、胡椒などが入っているソースで、なんにでも合って重宝ですね。このマヨネーズの名前ははどうも地名から来たようです。スペインには地中海にマヨルカ島があり、そこにはマヨンの港があります。その女性名詞が「マヨネーズ」になります。もう一つはやはりスペインのミノルカ島のマオンの港のことで、三銃士に出てくる悪役で権力を握ったフランスの枢機卿リシュリューが、この島を占領した記念に作ったソースがマオネーズと言われ、それが変化して「マヨネーズ」になったらしい。その他フランス語のManierマニエ(かき混ぜるの意味)からきた説があり、はっきりはしていません。

       容器に入ったマヨネーズ

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スペインの地中海に浮かぶマヨルカ島の地図

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もうランチも終わりに近くなってきました。ここでフルーツとして「グレープフルーツ」が出てきました。これも柑橘類なのにどうしてグレープ(葡萄)なのだろう?大正時代に日本に入ってきたが一般的に食べられるようになったのは戦後のことです。グレープフルーツは収穫期に小枝に房状に10個ほどの実ができます。木に実がなっているところを、遠くから見るとぶどうのように見えるので、柑橘類なのにグレープとなったそうです。

    ぶどうではないのにグレープフルーツ

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ぶどうのように房になっているグレープフルーツの木

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さあこれでランチも終わりです。でも何かが物足らない気がします。こんな感じの食事には少し甘いものも食べたくなります。しかし甘ったるいのはあまり好きではないので、今日はカカオの含有率が多いやや苦いチョコレートを一粒食べて、最後のコーヒーを飲んでランチは終わりとしよう。でもこのチョコレートの名前ですが、皆さんはアフリカあたりからの名前と思っていませんか? これはメキシコのアステカ時代の苦い水を意味していた「チョコラル」から来ています。苦いカカオ豆を煮て、それに香辛料を入れて飲んでいたらしい。ここを占領したスペイン人が、本国に持ち帰り、苦いので砂糖を入れて飲んだらおいしかった。それでこれを"Chocolate"と呼ぶようになり、それを英語読みしたのがチョコレート"Chocolate"です。ヨ-ロッパでは飲み物から次第にこれを固めたお菓子を作る技術を確立して、今ではさまざまなチョコレート菓子が作られるようになりました。

チョコレートと言うと今ではお菓子のことですが、当初は飲み物でした

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ゆっくりランチをしていたら、午後もずいぶん経ってしまいました。しかし日曜日はこんなものでいいのです。たまにはこうしたゆったりとした時間があると、また明日からはがんばろうという気持ちになってきます。皆さんの1週間の食事でゆっくりとしているのはどこですか?

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It's fun reading your explanation. I've always thought why it be called grapefruit. I've never checked it. But when I saw your picture, I soon understood it. Thanks, Jack !
Anyway your lunch looks delicious. I also need a relaxing mood for it.
Anne
2011/05/04 15:10
The name of Grapefruit is strange but fun. The knowledge of origin and history of Foods gave me a different interest in lunch and dinner. My lunch except sunday is not so delicious and in short time.
Jack
2011/05/04 16:25

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